発行元:税理士法人CWM総研/㈱CWM総合経営研究所
■数字で見る相続
41.1%
総務省が発表した「平成30年住宅・土地統計調査」によれば、2018年10月1日時点における空き家(居住世帯のない住宅。「建築中の住宅」と「一時現在者のみの住宅(昼間だけ使用など)は除く)の数は848万9,000戸、総住宅数に占める空き家割合は13.6%と、過去最高となりました。また、848万9,000戸の空き家のうち、賃貸用の住宅、売却用の住宅、二次的住宅(別荘など)のいずれにも当てはまらない空き家は約41.1%にも上りました。
遠方にある実家を子どもが相続したものの、使い道に困って放置し、空き家となるケースは多々あります。空き家であっても固定資産税はかかり続けますし、放火や空き巣、倒壊などのリスクや、近隣トラブルに発展する可能性もあります。所有する不動産をどうするかは、早めにきめておきましょう。
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