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第5回「事業再構築補助金」で支援事業者 2者が採択されました!(WAVE第260号)

第5回「事業再構築補助金」で支援事業者 2者が採択されました!(WAVE第260号)

発行元:リタネッツ事業協同組合

第5回「事業再構築補助金」で支援事業者 2者が採択されました!

■ 採択率は、46.1%
 6月9日(木)18:00、事業再構築補助金 第5回公募の採択結果が発表されました。
応募件数:21,035者に対して、採択件数:9,707者で採択率は、46.1%でした。
このうち、リタネッツ事業協同組合が協働で支援を行った2者が採択を獲得しました!

 1社目は一般貨物自動車運送事業を行う、成和物流㈲です。同社は既存事業とのシナジー効果が
期待できる事業再構築に向けた事業計画『特殊車両を持つ運送業の強みを活かした
保管業務・倉庫業務への挑戦』を作成することで、採択ライン(46.1%)をクリアしました。
 事業再構築補助金は新型コロナの影響を受け、既存事業とは異なる思い切った事業再構築を
行う事業者を支援する制度です。同社の事業計画書の特長的なポイントは、
『食肉加工工程で特殊車両を活用した運搬・保管業・倉庫業務』を行うために思い切った
建築投資・設備投資を行う点でした。

 2社目は建具卸売業・飲食業を行う、グローバルエスフィールド㈱です。
同社は既存事業とのシナジー効果が期待できる事業再構築に向けた事業計画
『海外事業の強みを活かしたEV自動車充電設備機器の設置・販売』を作成し、採択を獲得しました。
同社の事業計画書の特長的なポイントは、『海外事業で育んだ施工ノウハウを活かし、
先進ICT技術を融合したEV自動車充電設備機器の設置・販売システムの開発』
を行うために思い切った建築投資・設備投資を行う点でした。

 両社とも既存事業の強みを活かして、コロナ禍に次の成長を目指した事業計画です。
6月末にちょうど、第6回公募が終了し、残り2回程度の公募が予定されています。
『自社で事業再構築ができないか?』、お気軽にリタネッツ事務局(TEL:048-658-8881)
にご相談ください。複雑な公募要件をカンタンにご説明いたします。



「ものづくり補助金」11次締切がスタートしました!

■ ものづくり補助金とは
 中小企業・小規模事業者等が今後、複数年にわたり相次いで直面する制度変更
(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)
に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む、革新的サービス開発・試作品開発・
生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
 また、名称が「ものづくり」となっていますが、製造業だけでなく、小売業・サービス業など
幅広い業種が対象となっています。

■ 1~9次締切までの採択数は、『50%に迫る採択率の高さ!』
 昨年のものづくり補助金の採択率は40%程度でしたが、今年の採択率は50%に迫る高さです。
1次~9次までの累計の採択率は、46,94%(申請数:48,536者/採択数:22,787者)でした。
※データ集計は、グローバル展開型を除き、一般型のみ
※出典元:全国中小企業団体中央会HPより
 ちなみに第8次締切では採択率が60%(申請数:4,584者/採択数:2,753者)と高い数字でした。

■ 補助対象となる経費は?
 革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を取組むために行う設備投資が対象です。
具体的には機械装置費・システム構築費、クラウドサービス利用費、広告宣伝・販売促進費などが
対象経費となります。
 ただし、必ず1つ以上、単価50万円(税抜き)以上の機械装置の設備投資が必要となりますので、
ご注意下さい。設備投資・システム投資を予定されている方は、ぜひ補助金活用を検討しましょう!

■ 11次締切のポイントは、『新設された3点の公募枠!』
10次締切から新たに、以下の3点の公募枠が追加されました!
●1.回復型賃上げ・雇用拡大枠
・内容:業況が厳しいながら賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者
    要件①:前年度の事業年度の課税所得がゼロであること
    要件②:常時使用する従業員がいること
    要件③:補助事業を完了した事業年度の翌年度の3月末時点において、
        その時点での給与支給総額、事業場内最低賃金の増加目標を達成すること
・補助上限額(従業員数):5人以下100~750万円
            6~20人100~1000万円
            21人以上100~1250万円
・補助率:2/3

●2.回復・デジタル枠
・内容:DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む事業者
    要件①:DXに資する革新的な製品・サービスの開発であること
    要件②:デジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善であること
    要件③:経済産業省が公開するDX推進指標を活用して、DX推進に向けた現状や課題
        に対する認識を共有する等の自己診断を実施するとともに、自己診断結果を
        応募締切日までに独立行政法人 情報処理推進機構に対して提出していること
    要件④:独立行政法人 情報処理推進機構が実施する「SECURITY ACTION」の「★一つ星」
        または「★★二つ星」いずれかの宣言を行っていること
・補助上限額(従業員数):5人以下100~750万円
            6~20人100~1000万円
            21人以上100~1250万円
・補助率:2/3

●3.グリーン枠
・内容:温室効果ガスの排出削減等に取り組む事業者を支援
    要件①:温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発であること
    要件②:炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供の方法の改善であること
    要件③:3~5年の事業計画期間内に、事業場単位での炭素生産性を年率平均1%以上
        増加する事業であること
    要件④:これまでに自社で実施してきた温室効果ガス排出削減の取組みの有無
       (有る場合はその具体的な取組内容)を示すこと
・補助上限額(従業員数):5人以下100~1000万円
            6~20人100~1500万円
            21人以上100~2000万円
・補助率:2/3


■ 11次締切期限
 公募開始:令和4年5月12日(木)17時~
 申請受付:令和4年5月26日(木)17時~
 応募締切:令和4年8月18日(木)17時まで
 採択発表:令和4年10月中旬ごろの予定
※申請は電子申請となっておりますので、事前にGビズIDプライムアカウントを取得ください。

■ さいごに
 ものづくり補助金は新枠が増えたうえ、採択率も約50%と高いところが見どころです。
補助金申請では、4つの加点項目がありますので、漏れなく加点ポイントを獲得しましょう!
 (①成長点加点、②政策加点、③災害等加点、④賃上げ加点等)
 なお、応募締切は令和4年8月18日(木)17時までであり、申請は電子申請となっておりますので、
事前にGビズIDプライムアカウントを取得ください。
 補助金の詳細は、ものづくり補助金事務局の専用サイト(https://portal.monodukuri-hojo.jp/)
でご確認頂けます。詳細につきましては下記までご相談ください!

⇒WAVE第260号.pdf

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