発行元:税理士法人CWM総研/㈱CWM総合経営研究所
■数字で見る相続
認知症の高齢者数2025年に471.6万人と推計
『令和6年版高齢社会白書』によると、65歳以上の認知症の高齢者数は、2022年時点で443.2万人、65歳以上の人口がほぼピークとなる2040年には584.2万人にのぼると推計されています。この数値は、高齢者の6.7人に1人が認知症という割合にあたります。
2025年の認知症の高齢者数は471.6万人と推計されていて、約7年前の『平成29年版高齢社会白書』での推計値(675万人)を大幅に下回っています。この背景には、生活習慣病の改善や健康意識の変化などが、認知機能の維持や、認知機能低下の抑制につながっている可能性があるとも言われています。上昇幅は緩やかになったものの、今後も認知症の高齢者数の増加は見込まれており、家族だけではなく地域社会も含めてどのように支援していくのかが課題になると考えられています。
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