発行元:税理士法人CWM総研/㈱CWM総合経営研究所
■数字で見る相続
不動産価格指数 住宅は2.4%上昇 商業用は1.5%上昇
不動産価格指数は、国土交通省が公表する、不動産の取引価格のデータに基づいた不動産価格の動向を表す指標です。不動産価格指数には、住宅と商業用不動産(以下、商業用)の2種類があり、2010年の平均を基準(100)として、住宅は月単位、商業用は四半期単位で算出されます。
2024年11月29日に公表された不動産価格指数は、住宅(2024年8月分)は140.5(前月比2.4%増)、商業用(2024年第2四半期分)は142.4(前期比1.5%増)となっており、不動産価格は全体的に上昇傾向にあるとみられています。これは、世界情勢の影響によるエネルギー価格の高騰や建築資材の供給不足、円安による建設コストの押し上げや、インバウンドの需要回復などが要因とされています。不動産価格の動向は金融政策などにも影響しますので、今後も注目していきましょう。
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