「自己資金」 自己資金って、幾らくらいあれば好いの?

『創業時、全て借り入れで対応ができるのか?』『自己資金って必要なの?』

初めて融資を申込む時には不安になるもの…。

果たして、自己資金はどれくらい準備すれば好いのでしょうか?

日本政策金融公庫総合研究所のデータ(「新規開業実態調査」)によると、創業時の資金調達に占める自己資金の割合は、約20%となっています。

なお、創業資金の調達先の内訳は、①金融機関等 69%(847万円)、②自己資金 21%(262万円)、③親族 4%(53万円)、④その他 6%(75万円)となっています。

また、同研究所の調査では、創業後、1年間で黒字基調となった企業は全体の約60%となっています。

事業の推移(売上の増減、出費増)によっては資金繰りが悪くなることも考慮し、自己資金と借入金のバランスを考え、ゆとりのある資金計画を立てることがポイントです。