発行元:税理士法人CWM総研/㈱CWM総合経営研究所
■数字で見る相続
企業の後継者不在率
過去最高の53.9%
帝国データバンクが公表した『全国「後継者不在率」動向調査(2023年)』によると、2023年の後継者不在率は前年比で開始3.3ポイント低下し、2011年の調査開始以降、過去最低の53.9%でした。6年連続で前年の水準を下回り、企業の後継者問題は改善傾向にあります。
また、事業承継における先代経営者との関係性(就任経緯別)では、血縁関係にない役員や社員の登用による内部昇格の割合が35.5%と、同族承継を上回り始めてトップとなり、M&Aによる第三者承継も増え、脱ファミリー化が進んでいます。
しかし、後継者問題に対する経営者の認識は高まってきていますが、承継者のミスマッチなどの議題により事業承継が円滑に進まないケースも発生しています。今後は後継者の育成や承継後のサポートの充実がより重要になるでしょう。
■資産安心コラム
事業承継の事例から読み解く
成功させるためにやるべきこと
■暮らしとお金の教養講座
これから資産運用をはじめる方へ
押さえておきたい金融商品の基本
■相続・贈与の基礎知識
結婚・子育て資金の一括贈与で
1,000万円までは非課税に!
⇒相続・贈与マガジン2024年4月号.pdf