「継続は力なり」 ~如何にして継続するか~

2025年 12月 24日

■ 何故、継続が重視されるのか

行動を継続する目的・目標は「自己実現と成長」と言われています。それは、自分の中に潜(ひそ)む可能性を自分で見つけて十分に発揮させ、
大きく育て成熟させることを意味しています。具体的には、資格取得、スキルアップ、スポーツ上達、昇給・昇進の達成、
美しく・健康になることなどのターゲットになる行動(=「ターゲット行動」)を継続することなのです。

従って、継続には「日々、地道な努力を積み重ねる」ことが不可欠となります。何故なら、昨日よりは今日、今日より明日、
明日よりは明後日(あさって)と、日々創意工夫、改良改善、革新、地道な努力を毎日毎日繰り返し続けることが継続するコツであり、
楽しく続けていける方法だからなのです。

■ 継続するために行動を科学する

行動科学では、「最終結果」だけではなく「プロセス結果」にも目を向け、継続するための3つのポイントを示(しめ)しています。

1.行動のコミットメント(誓約書)を作り、ご褒美(アメ)とペナルティ(ムチ)を使い分けコミットする。
2.「フィードバック」により行動したら必ず評価し、
  行動の測定結果は、成果に繋らなくても行動したことその事を評価し、常に自分で見られるようにする。
3.サポーターによる援助体制をつくり、新しいことを始めた時は、誰かに「行動したら褒めてもらう」手助けをしてもらう。

■ 如何にして継続するか

1.「続けたい」という目的を明確にすることにより継続が可能になるので、
  「ターゲット行動」(不足or過剰)を本当に続けたいのか自問自答すること。
2.増やしたい行動(=「不足行動」)減らしたい行動(=「過剰行動」)を明確にし継続する方法を決めるなど、
  「ターゲット行動」の行動そのものの正しいやり方を知ること。
3.より具体的な「最終目標」と少し頑張ったら確実に達成出来る程度のハードルとして達成可能な「中間目標」を設定するなど、
  「ターゲット行動」のゴールを設定し、回りの人に公開すること。
4.主観を排除し、定性要因を定量化し、客観的な物差しで「ターゲット行動」をきちんと計測し行動を見える形にすること。

■ 継続のためのポイント

1.高い『志』(=『思い』)を具体化するために、 ターゲット(標的)である『志』を明文化し、プロセス結果を記録し評価する。
2.プライオリテイ(優先順位)を決め、「不足行動」を増やすとき、邪魔する誘惑による妨害行動を排除する。
3.「ターゲット行動」を前倒しし、 行動を予定の時期より繰り上げて実行する。
4.「非連続の連続」の功用を自覚し、「三日坊主」の連続を実践する。(3対1で行動が75%に)
5.決して無理をしないで、 余裕をもって、まず出来ることを僅(わず)かでも良いから続ける。

例えば、1日1万歩の散歩の目標も、たまたま4千歩になっても善しとし、ゴルフの練習も、人間の身体が覚えた事は72時間で
元に戻ると言われているので、3日に一度、素振りだけでも良いから、必ず継続してトレーニングするようにする。
<参考文献> 石田淳著「『続ける』技術」

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